NieR:AutomataのNintendo Switch版もついにBルートのエンディングを迎えました。
今回の周回ではサブクエストの攻略を中心におこない、機械生命体やアンドロイド達の習性などを深掘りして知ることができました。
メインストーリーの随所には、機械生命体に関する回想が9Sの語りで挿入されていました。
1周目のAルートでは世界観とアンドロイド達の戦いについての最低限の要素を描き、2周目のBルートでは彼らの複雑な「心」と、それに起因する葛藤を描いていました。
Cルートを進めたところではありますが、振り返るとサブクエストの多くを回収するにはBルートが適していたと思います。
Bルートの終盤からCルートにかけては、ヨルハ部隊の謎が明らかになっていき、重厚なストーリーが展開されていきますが、サブクエストのちょっとほっこりしたストーリーがあってこその感傷に浸ることができました。
終盤には「赤い少女」が2Bと9Sの傍に現れますが、物語上全く触れられることはありませんでした。周回を進めていくとこの少女についても触れられるのでしょう。
また、エンディング曲は日本語バージョンが流れますが、途中から2Bを動かすことができます。歌声がどうも変だなと思ってよく聞いていると、ボーカルの方が涙声で歌っているかのような震えがあり、音程もだいぶブレブレになっていました。
演出なのでしょう。終盤に2Bがプレイアブルになる点と、エンディングが涙声で締まらないことも相まって、「よし、3周目もしよう」という気にさせるという計らいかもしれません。
私はまんまと3周目を翌日には始めていました。予想を超える激動の物語がそこにあるとも知らずに。